トリガーポイント

トリガーポイントという言葉はご存知でしょうか?聞き慣れないと思います。

私も専門学校へ行くまでは単語すらしりませんでした。


トリガーポイントとは、体の別の部位の筋肉が硬くなることで別の部位に影響がでるという理論です。

分かりづらいので例をあげます。


緊張性頭痛で頭の横側(側頭筋)が痛いとします。

その際に、耳の後ろと首の付け根(後頭下筋群)の間を押すと、

筋緊張性頭痛の側頭筋の痛みがなぜか起こる(再現される)、ということがあります。

(また、後頭下筋群に反応がない場合は、第二選択肢として胸鎖乳突筋という首の前側にある筋張ったところの耳の下あたりを押してみるとずーんとした痛みがでることがあります。)


つまり、その頭痛の原因は側頭筋ではなく、後頭下筋群の血流不全で硬くなっていることが原因と考えます。

まさか別のところから原因がきているとは・・・思いもしませんよね。


マッサージや温めることで改善ができます。

もちろん針で直接刺激をして血流改善することも有効です。


私が行う鍼灸治療はこのように根拠のある現代医療を中心に行っていきます。

そして理論は未だに不明ですが、身体全体を調整する東洋医学的治療も組み合わせて身体のケアも行います。

新宿 鍼灸院

ヴィジュアル系バンドマンによる鍼灸・漢方についてのブログ 美容鍼に興味を持って始めて全身の鍼灸治療が必要なことがわかり日々勉強。

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